ユーザはシステムが提供する機能がほしいのであって、システムを構成するハードウェアやソフトウェアがほしいのではない。
もし、ユーザがほしい機能を提供できるシステムがすでにあるのであれば、ユーザはわざわざ大金を費やして自らシステムを構築したりしない。
しかし・・・
Gerald M. Weinberg 曰く
「ちょっとみたところと違って人々は、くれといったものを出してやるまでは何がほしかったか知らぬものである。」
利害関係の渦の中で開発される大規模な業務システムともなると、よほど明確なゴールと強力(協力)なリーダシップがない限り、システム開発は失敗しないほうがおかしい。システム開発の成功、失敗をどのように定義するかは別の話になる。
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