業務システムはsoftware、hardware、そしてpeoplewareで成り立つ。
peoplewareとはシステムを利用する組織とユーザのことである。
業務システムがうまく機能するためには、それを構成する各部分が協調していなければならない。
softwareやhardwareは、人が正しい判断を下すために必要な情報を入手するためのツールであり、人間の代わりに判断をしてくれるものではない。
実世界のビジネス環境は常に変化している。
一番柔軟に変化に対応できる部分はpeoplewareであり、peoplewareが持っている柔軟性を最大限に引き出すには、softwareとhardwareがpeoplewareに対する縛りを最小限にする必要がある。
そのためには、softwareやhardwareはなるべく機能がシンプルで代替可能な部品で構成することが重要である。
また、複雑なデータ構造(複雑なリレーション、複雑な状態遷移)や複雑な処理ロジックは避けるべきである。
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