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2010年8月19日木曜日

システム開発が決まったら

システム開発が決まったら
まずは、データ仕様について分析する。
管理対象となる業務データのかたまり(エンティティ)を識別し、
必要な属性と識別子(データの粒度)を洗い出す。

業務プロセスを加味する。
承認ステータス、手配ステータスと言ったステータス項目が増える。

データの追跡可能性やセキュリティと言ったことを加味する。
赤黒区分、履歴番号、論理削除フラグと言った項目や最終更新者、最終更新時刻と言った項目が増える。

外部システムとのデータ連携を加味する。
外部システムとのデータ整合性を保証するための外部データのキー項目が増える。

ここまで分析できたら、以下を設計する。
  •  コード体系
  •  データベース
  •  システム構成(HW、MW、NW)
  •  アプリのアーキテクチャ
  •  個別機能

機能概要
  •  機能が必要な理由
  •  画面モックアップ
  •  ボタンなど押された時実行される処理について
  •  想定される使い方
画面表示仕様
  •   レイアウト(セクション、タブ、フレームなど)
  •   表示項目(表示するデータ項目)
  •   表示フォーマット(日付、時刻、数値、電話番号、郵便番号など)
  •   表示ステータス(表示・非表示、活性・非活性)
  •   見栄え(フォント、色など)
画面操作仕様
  •   コントロールの種類(テキスト、プールダウン、ラジオボタンなど)
  •   Javascriptによる動き
画面遷移仕様
  •   Actionと遷移先
  •   子画面表示
  •   戻る
データ処理仕様(Input,Process,Output)
  •   トランザクション
  •   制御フロー
  •   データ加工

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