このブログを検索

2010年8月25日水曜日

業務システムの仕様書を書くのに適した言語

業務システムの画面表示仕様やデータ処理仕様には業務用語が沢山使われる。
これらの業務用語は、業務データ(もの)を表すものもあれば業務処理(事)を表すものもある。
五万とある業務用語をすべて明確に定義しない限り、仕様書に曖昧さはつきものである。
形式言語(例えば、Z言語)を用いれば曖昧さはなくせるかも知れないが、特別な訓練を受けない限り、仕様書の記述と理解は極めて困難になる。

なので、業務システムの仕様を記述する言語には、自然言語の分かりやすさと形式言語の厳密さとのバランスが必要である。最近欧米でPython言語がポピュラになっているのも、英語を使う人から見ればPythonはJavaよりバランスが取れているからだと思う。ただし、Pythonは変数や関数をAlphabetでしか記述できないので、日本の業務システム開発現場では、Java言語の方が向いていると思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿